このシリーズでは、フォーミュラハウス(FORMULA HOUSE)の誕生秘話や変遷、こだわり等をご紹介しています。
第2回は、重量鉄骨の家をつくる上でキーポイントとなった、断熱材との運命的な出会いについてご紹介します。
断熱材との出会い
それから暫くしたある日、私はあるOB客のご自宅を訪問し、いろいろな話をする中で、その方のお仕事の話にもなりました。その方の会社では、低温倉庫を造っていて、現場でウレタンの断熱材を壁に吹きつけ、気密性と断熱性能を出すのだとおっしゃるのです。
私は「これだ!」と思いました。硬質ウレタンは、断熱性能もグラスウ-ルの2倍あり、その上気密性能もでる。これなら鉄骨の家にも使え、壁内結露も起こらない。自己消火性のある難燃性ウレタンもあるそうだし!
そうしてまたフォ-ミュラハウスの企画が進みだしたのです。
次回は「デザインへのこだわり」についてです。
ぜひご覧ください。