このシリーズでは、フォーミュラハウス(FORMULA HOUSE)の誕生秘話や変遷、こだわり等をご紹介しています。
第4回からは、構造についてのこだわりを紹介します。
構造編
木には木の得があります。同じように鉄には鉄の得があります。鉄の得を生かして造れば、とても沢山の夢を広げる事ができます。鉄の得はなんといってもその強さと加工のしやすさ、そして軽い事です。
「うそだ。鉄は重たいじゃない。・・・」うそじゃありません。
造る広さに対しての重さです。一坪何キロの鉄で空間が造れるかという事です。
でも良いことばかりではありません。鉄は熱を良く伝えます。結露も心配です。
錆も心配です。その欠点を補うべくフォ-ミュラハウスは、仕様コンセプトを確立しました。
以下に鉄骨のメリット・デメリット・デメリットへの対応をまとめてみます。
鉄骨の長所
耐震性・耐風性等、自然災害に強い建物ができる。
耐久性があり、資産価値の高い住まいができる。
将来的に間取り変更が自由にできるリホ-ムしやすい住まいができる。
鉄の持つ強さと加工性の良さを生かしデザインに優れた建物ができる。
鉄は、リサイクル可能な素材であり、環境を配慮した建物ができる。
鉄骨の短所
熱伝導が大きく熱損失が大きくなる。
壁内結露の恐れが大きい。
結露・雨水などによる錆の心配
では、このような短所にどう対応すればいいのでしょうか?
続きは次回です。
次回は「短所への対応」についてです。
ぜひご覧ください。